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11月【須田国太郎】のお話会

  • 2015年11月8日
  • 読了時間: 3分

11/3にアネモスの会が予定通り開催されました。

今回は粂田さんが当日の様子を書いてくださいました。

是非御一読下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1891年京都生まれる。家業は裕福な縮緬問屋であった。

京大で哲学を学び、28才で欧州留学。ティントレットなどの模写を数多くしたが、後の彼の作品には全くこの経験の痕跡はない。

あるのは 優艶、幽玄、沈黙!! そして重い‼︎

例えば、代表作・黒い犬・全体は暗く重い。

黒の中から僅かに覗く青色、赤色。僅かな光。それは優艶 幽玄を彷彿させる。

そしてなんと静かな事!! 犬の鳴き声なんか聞こえて来ない。ただ沈黙あるのみ。

この沈黙は 何なのであろうか?

心の奥底に流れる重い物を感じる。瞑想かもしれない。 誰もが持っている共通の何か…。 松尾芭蕉の 静かさや 岩に染み入る 蝉の声

あるいは、源氏物語・空蝉・ あるいは、モーゼがシナイ山で 主にどうぞ お顔をお見せ下さいと懇願した時の主の答え

・私の姿を見たければ 岩の裂け目から 立ち去る後ろ姿をみよ・ そして、遠藤周作著書「沈黙」

ここでもう一度黒い犬を 見て いや今度は観てみよう。鶴の一声も観てみよう!!

答えがみえてきた!!

黒い犬の居る所は?鳴き声は?

鶴の一声は どこに行くのだろう? 草原を抜け 沈黙の彼方に…。

画面から伝わってくるものは沈黙、優艶、幽玄。 誰もが持っている沈黙の世界 それは 人知を超えた宇宙のエネルギー 。

人はこれを神と言葉で表現するのかもしれない。 最後に もう一つ 沈黙でありたいと願いながら 芭蕉の絶句・旅にやみ 夢は枯れ野を駆け巡る・ 須田国太郎 絶筆・ メロン・崖 この作品から伝わってくるものは 枯れ野を駆け巡ってる彼自身。 長年にわたり須田国太郎を 解らないでいた。ここに至り少しばかり成長出来たかも知れない。

すくなくとも 心の宝物は 又一つ増えた様に思う。

帰り道は 秋の風にしては冷たかったけれど、

毎回毎回 テーマに合わせ御準備頂き、当日のメンバーに合わせて楽しく

有意義なお話しをして下さる岡野先生に感謝の念と 良き仲間と集えた幸せでいっぱいでした ^_^

writer : kumeda

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回のアネモスの会は12月1日の火曜日午後1時半~3時です。

パルテノン多摩4階特別室で開催されます。テーマは【ダリ】です。

今年最後のセミナーになりますので、早めに切り上げて懇親会&忘年会を致します。

こちらはココリアビル三越の6階パパミラノ・イタリアンで開催致します。

お話会だけでも興味あれば是非お越しくださいませ。


 
 
 

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